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たこのすけ
駆け出し登山家
30歳から登山デビュー。いつか百名山の制覇を目指し奮闘中。

【山日記】両神山(埼玉県)1,723m – 活動記録

4月の下旬、埼玉県の両神山に行ってきました。日帰り登山としては、最もハードな山の1つになりました。

今回の活動を振り返り、次回以降の山行に役立てるために対策・改善点を検討します。

計画編はコチラ↓

目次

PDCAの大切さ!

みなさん、登山にあたって計画や振り返りはしっかりと行っていますか?

登山のスキル向上には、PDCAサイクルを回すことが非常に重要です。安全な登山のために、以下のようなサイクルを回すことをおすすめします。

  • 計画(Plan):目的・目標の設定、ルートの選定、装備・食料の準備
  • 実行(Do):登山に必要なスキルの習得、体力・体調の管理、ルートの確認
  • 評価(Check):登頂までのタイム、体力・体調の変化、装備・食料の消耗
  • 改善(Act):改善点の洗い出し、次回の計画への反映

きちんと自分自身の力を把握する事は大切です。

より高いレベルの山へ挑戦するために、装備や食料の選定、コースの選択やスケジュールの調整、体力及び体調の管理方法の見直しを行い、次回の山行に備えましょう!

また、いくつかの天気予報サイトを確認したところ、当日の最高気温は27度、最低気温は12度とのことで、かなり暖かくなるようです。

防寒服は必要なさそうなので、レインウェアを持参する程度で大丈夫と判断しました。

※みなさんが登山する際は、各自て必ず気象予報の確認をしましょう。

活動記録

天気・気温

事前に確認した予報通り、晴れ時々曇り、最高気温は20度ほどでした。

長袖だと暑いと感じる時もあったものの、結果としてはちょうどよかったと思います。

活動データ

ルート・タイムは以下の通り。

今回は最もメジャーなルートである、「日向太谷口」からピストンで登りました。

詳細は「YAMAP」をご確認ください!!(フォローしてね)

YAMAP / ヤマップ
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タイムテーブル

計画時点では、標準コースタイムの0.7としていました。

予定と実績のまとめは以下の通りです。

スクロールできます
#出発場所到着場所予定:予定:着実績:実績:着ペース
1日向大谷口会所08:5009:3508:4609:1327分(60.0%)
2会所清滝小屋09:3510:4409:1310:2774分(107.2%)
3清滝小屋両神神社10:4411:3510:3611:2145分(88.2%)
4両神神社両神山11:3511:5211:3111:4615分(88.2%)
5(休憩)(休憩)11:5212:2211:4612:4458分(193.3%)
6両神山両神神社12:2212:3512:4412:539分(69.2%)
7両神神社清滝小屋12:3513:1412:5313:2128分(71.8%)
8清滝小屋会所13:1414:0513:2114:1756分(109.8%)
9会所日向大谷口14:0514:4414:1714:4730分(76.9%)

「ペース」の列では、各チェックポイントでの到着時間と予定時刻との比較を行い、予定比(%)を整理しています。

当日の登山中は気づきませんでしたが、まとめてみると、大きな時間のばらつきがあることに気づきました。

特に「清滝小屋⇔会所」間は、登り・下りの両方で予定を超過しています。

この区間は高低差が575mとそれなりにあるため、登りは確かに苦戦しましたが、下りでも予定タイムを超過していたことに驚きました。
ただし、下りにおいてその前後の区間では、予定比が一定して70%前後となっていますので、設定されたコースタイムが元々厳しい時間であった可能性があります。

登りと下りを分類し、それぞれのサマリーを確認すると、予定との比はそれぞれ88.5%、86.6%でした。

今後も余裕分として10%を考慮すると、私の場合は標準コースタイムの70%程度で設定していけば問題ないようです。

お昼については、30分の予定でしたが、実際には2倍ほど時間がかかってしまいました。

写真や動画撮影、また火器類のトラブルが原因で、時間を要してしまいました。

今後は、1時間を確保しておくことを検討しています。※振り返りパートで細かい見直しは実施しています。

振り返り

良かったポイント

水分コントロール

地図やYAMAPで他の方の直近の活動記録を確認し、水場の情報を把握していたため、6時間程度の行程でも携帯する水量は最大で900ml程度で済みました。

水量は荷物の重量にダイレクトに影響するため、今回適切な水分量を把握し、コントロールすることができたことは大きな成果でした。

見直しポイント

現金は必ず所持する

今回、登山口へのアクセスには小鹿野町営バスを利用しましたが、Suicaなどの電子マネーが利用できないことを事前に把握していませんでした。

偶然にも御花畑駅での乗り換え待ち中に、現金を持っていないことに気づき、急いで最寄りのコンビニに行き、現金を引き出すことができたため、何とかバスに乗ることができました。

現金が必要になる場面は、事前に予測することができないことがあります。

今後は必ず現金を持ち歩くようにします。

火器類のバックアップを準備する

今回、アルコールストーブを紛失してしまい、お昼休憩時にスムーズにお湯を沸かすことができませんでした。

苦肉の策として、五徳兼風防の固形燃料ストーブに直接アルコールを注ぐことで、なんとかお湯を沸かしましたが、長期山行などに備え、改善策を検討する必要があると感じました。

火器類は、替えが効かないという面があるため、固形燃料を持参するなど、最低限のバックアップを用意するように心がけ様と思います。

  • 日帰り  アルストの時は、「固形燃料」を1回分を持っておく。
  • テント泊 ガスバーナーの時は、「アルスト」や「固形燃料」を数回分は持っておく。

まとめ

この記事では、日本百名山の1つ、埼玉県の両神山の活動日記・振り返りを紹介しました。

これから両神山へ挑戦しようとされている方は、コースタイムを参考にしてみてください。

また、振り返りのポイント等は、普段のみなさんの山行に役立ててみてください。

他にも山日記・登山計画・ギア紹介をしていますので、読んでいただければ幸いです。

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この記事を書いた人

・都内在住の30代男性
・登山暦は5年未満
・日帰り〜2泊の山行がメイン
・目標は百名山踏破

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